2014年3月21日金曜日

燃えちゃった首都高の橋げたに物思う

首都高の橋脚を整備していたら、

出火して橋脚自体が駄目になってしまった。

延命を目的としての工事が、

止めをさしたという典型的な本末転倒な一例だ。

可燃性の塗料が延焼してしまったという、

首都高にとっては、架け替えしかない悪夢のような事故で、

既に橋脚の発注準備中だろうな。

タンクローリー横転炎上事故では、結局架け替えになったから、

下部構造が炎上して鉄板が高熱にさらされ、

強度低下している間に加わり続けた荷重で、変形しているはずだから、

損傷の激しい部位は架け替えするしか、選択肢は無い。

業者は、保険を使うだろうが、、、

保険会社は大損だな、、、


鉄骨が火災にさらされると、911みたいに強度低下して、

建造物が崩壊しちゃうから、

過積載のトラックやトレーラーが走行中に、橋脚崩壊って、

首都高関係者は考えたくも無いわな。

不燃性の塗料を使用している鉄骨構造物は少ないから、、、

そこらを考えて、屋内だとアスベストとかを分厚く塗ったくっていたが、

それは出来ないし、、屋外だと耐久性とか、、不燃性塗料は無いもんなぁ。


この問題は、ずっと続くだろうな。


早い話、耐久性がある防錆不燃塗料が出来たら、

塗装屋ほぼ全滅になっちまうからね。

意外と開発は進まないよ。



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