2015年10月12日月曜日

文科系技術者に物思う 三次元測定機編

生産技術ってのは、基本組立技術なんだ、

部品の精度さえ、確保出来ていれば、

組立も、性能管理も非常に容易い。

現状では、計測器が異常なまでに進歩しちまったから、

三次元測定機さえあれば、部品の形状と精度は確保出来る!

そんな、思い込みが、あるんだが、、、

ミクロンオーダーの精度を、キチンと計測出来ているか?

測定子の長さに拠って、低下する測定精度を忘れてないか?


お馬鹿な、文科系技術者の上司は、測定デモを見て、舞い上がってしまう。

デモでは、測定子の長さが最短レベルだ、、

測定子の長さが伸びると、測定精度が一気に低下するんで、

絶対に短い測定子でしかデモはしないんだよ、

高い測定器を現場を知らない馬鹿な文科系技術者をおだてて、

美味い事買わせにゃあならん、それがセールスの基本だ。


そして、ユーザーが勉強して、理解して、使いこなせる様になっていく。

しかしなぁ、お馬鹿な上司の無理解が、悲劇的結末に至る事も少なく無い。


使えない測定器を売りつけやがって!と、出入り禁止になった奴等も多い、

そんな辛い過去を経験しても、未だセールスしているって事は、

キチンと使えば、非常にメリットの出るツールなんだという事が分るし、

技術革新で、価格はどんどん下がるから、、


早い話が、デモの時に、長い測定子を持って来させて、

簡単なワークを、短い測定子と、長い測定子で測定させて、

どんな数字が出るのか、その差を確認させておけば、

お馬鹿な文科系技術者な上司でも、分かるんだよ、、

何処まで、数字が確定出来ないレベルに低下するのか、、


その数字で、話をすると、、

あそこの会社は、、、という事になるんだ。

言い換えれば、馬鹿が仕切っているトコだからと、

性質の悪い工場が、噂を聞きつけて、喰らいついてくるぞ。

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